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天然温泉に入り放題|那須野が原公園オートキャンプ場

      2021/06/20

こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。

予約空き状況をこまめにチェックしてようやく予約ゲットしました!
温泉大好きな我が家にとって夢のような「キャンパー専用クアハウスで天然温泉に入り放題」なキャンプ場です。

那須野が原公園オートキャンプ場

キャンプ場・概要地図

那須野が原公園オートキャンプ場栃木県の公営公園である「那須野が原公園」の一角にあるオートキャンプ場。

区画のオートサイト、車乗り入れ不可のフリーサイト、ログキャビンがあり、設備は公営ならではのしっかり管理・整備されていながらの低価格。冬期はさらに約3割引となりかなりおトクにキャンプが楽しめます。

何と言っても一番の魅力は「キャンパー専用のクアハウス」。
那須塩原の天然温泉に無料で入り放題です!(入浴時間15時~翌朝8時)

那須野が原公園は、こども向け遊具の他、本格的なアスレチック、広い芝生広場、レンタサイクル、プール(夏期)等と広大な公園。

高速の西那須野塩原ICから目と鼻の先の距離に位置し、観光牧場の千本松牧場もすぐ近く。少し足を伸ばせば那須観光も可能なので、観光のベース基地としても便利です。

  • 公式サイト:那須野が原公園オートキャンプ場
    https://www.park-tochigi.com/nasunogahara/camp
  • サイト種類:区画サイト、フリーサイト、芝生、土、砂
  • 車の乗り入れ:オートサイト・可、フリーサイト・不可
  • ゴミ:分別してゴミステーションへ
  • 備考:クレジットカード不可、炊事場にお湯の出る蛇口あり、コインランドリー(有料)あり、コインシャワー(有料)あり、温泉あり(無料・入湯税別途)


那須・千本松牧場へ立ち寄り

少し早く到着したので、キャンプ場に行く前に千本松牧場へ立ち寄ります。

那須・千本松牧場(公式サイト)
http://www.senbonmatsu.com/

高速のインター下りてすぐ。敷地が広いので、那須野が原公園とほぼお隣さんというくらいの位置関係です。(お互い敷地が広いので、キャンプ場から牧場へは徒歩ではムリです)

駐車料金や入場料は無料で、アトラクションやお土産物ショップ、動物ふれあい、レストラン等が点在していてそれぞれの施設を利用する分だけ利用料を支払うかんじです。なので牧場内を散策するだけならタダ。

ふれあい動物広場(有料)

愛弟子2号@女子が「ふれあいどうぶつに行くー!!」と主張するので、まずは一番奥にあるふれあいどうぶつ広場へ。

元気なヤギさん

かわいいうさぎさん

羽を広げてくれたクジャクさん・・などなど。

牧場のソフトクリーム

観光牧場といえば、ソフトクリームですね。

敷地内のお蕎麦屋さんでランチを食べ、売店で牧場の牛乳を購入。この牛乳が美味しかった!500mlパックしか買わずすぐなくなったので、もっと大きいのを買えばよかった。。

那須野が原公園オートキャンプ場にチェックイン

インターチェンジや千本松牧場から見ると、公園の一番奥がキャンプ場になっています。キャンプ場専用の入口があり、夜間は門が閉められてるので、キャンプ利用者以外がふらっと入って来ちゃうことはなさそうでセキュリティ的に安心感あります。

那須野が原公園オートキャンプ場

上の写真は早朝撮ったもの。時間外は門が閉まっています。

那須野が原公園オートキャンプ場

入口付近の駐車場へ停め、管理棟へ。チェックインは13時ですが、12時半くらいに着いたので門前払いされるかなーと思ったら、チェックインはまだだけど受付だけしてくれました。

とりあえず用紙を書いて受付へ渡し、支払いとチェックイン手続きは13時から、ということ。この時間キッカリなのが公営ですね。

フリーサイトでもチェックイン時間前に場所取りが始まることはないよ、ということですね。ま、しかし受付の順にチェックインするんですがね。

那須野が原公園オートキャンプ場

観光地的なフォトスポットが。

那須野が原公園オートキャンプ場

場内は一方通行です。

オートサイト

敷地内にぐるっと通路が1周していて、外周通路の内側に炊事場、トイレがあり、通路の周りにオートサイトがポツポツとあります。

民間キャンプ場であれば道路沿いにギッチリサイトを作るところでしょうが、公営なので敷地に対してゆったりしたサイト数です。

ざっと見たところ、サイトに当たりはずれは特になさそうで、若干日当たりがいい(暑い)とか日陰が多いとかの違いはあれど、区画の大きさもほぼ一緒のようでした。どのサイトからも炊事場等への距離は近いです。

那須野が原公園オートキャンプ場

オートサイトは10m×10m。区画内に駐車スペースが縁石で仕切られているのでレイアウトが限られます。しかも駐車スペースがデカい。

駐車スペースがタテにあるので、設営スペースはL字型です。

幸い、駐車スペースは舗装ではなくサイトと同じ土の地面でペグが打てるので、車をなるべくすみっこに停めて車ギリギリにペグを打ちました。

那須野が原公園オートキャンプ場

通路に沿ってリビングシェルロングを設営。ドアパネルはクローズしてなるべく小さく・・

なるべく敷地ギリギリすみっこにしようと思ったら、縁石から数十cmまでは地中に基礎部分?があるようで、ペグが打てず。

ペグが打てる位置までずらしてリビロンの頭が垣根ギリギリにのところでようやくペグが打てました。。ぜいぜい。。

こういうギリギリサイズのサイトの場合、ツールームの人はタープ張らずテントだけで過ごすんでしょうが、我が家はタープ下で過ごすのが好きなのでなんとかタープ張りたいんです。

タープはかなりギリギリ。ポールがテントに干渉しましたが、今回は滞在中は風がほとんどない予報なのでいっかなー。

那須野が原公園オートキャンプ場

オートサイトにはテーブルセットがあるので、レイアウトするのに邪魔になるかな?と心配してましたが、設営してからガイロープとガイロープの間のデッドスペースに移動して置いたので、テーブルのせいでサイトが狭くなるということはありませんでした。

設営・撤収の時の荷物置きに使えました!

那須野が原公園オートキャンプ場

那須野が原公園オートキャンプ場のオートサイトは、サイトの周囲につつじ(さつき?)の生垣があるのでプライベート感高め。

で、全オートサイトに電源がついてます。しかも2000W!高規格ですね。
せっかくなのでサーキュレーターを持参して使いました。

那須野が原公園オートキャンプ場

外周道路の真ん中は芝生が生えているスペースになっていて、炊事場やトイレがあります。各自のサイトから内側に向かって炊事場等へ行くので、サイトの前を他の人が通る、という機会がかなり少なくなります。そういった意味でもプライベート感高めです。

那須野が原公園オートキャンプ場

場内は、アカマツ等の針葉樹と、クヌギ等の広葉樹が混ざった程よい林間公園といった雰囲気。

桜、モミジ、アジサイ、ユキヤナギ・・と季節を感じられる植物が多く植えられています。

那須野が原公園オートキャンプ場

那須野が原公園オートキャンプ場の施設紹介

では、この辺で恒例のキャンプ場施設紹介。

管理棟

チェックインの受付、売店、コインランドリー、コインシャワー、トイレ等があります。売店はなんと22時まで。時間外も緊急時には入り口のインターフォンを押せば宿直のスタッフさんが対応して下さるとのこと。そんな緊急事態にはなりたくないけど、いざという時に安心出来ますね。

早朝5時前にお散歩していたら、既に管理棟に明かりがついてました。お仕事ご苦労様です。

那須野が原公園オートキャンプ場

この管理棟で自由に出来るクラフトがあり、100円でマグネット作りが出来るので、テント設営と帰りの撤収の時にお子たちに100円玉握らせてクラフトへ旅立ってもらいました。(いや、本人がやりたいって言ったんですがね)
とっても助かりました(^-^)

フリーサイト

那須野が原公園オートキャンプ場は、オートサイトが5,110円(プラス大人人数分の入湯税@150円)。2,000Wの電源付きでこの料金なら安い部類かと思いますが・・フリーサイトは2,920円(プラス入湯税)!!

しかも、さらに冬期割引のシーズンは1,870円(プラス入湯税)ですよ!サイト料だけで入場料の類はないので、家族で行って温泉入り放題でこの価格!
(*オートの冬期割引は3,220円。GWやお盆、年末年始は繁忙期価格でオート6,050円、フリー3,440円。金額は全て2021年6月現在)

・・ということで、本当はフリーサイト狙いだったのですが、中々空きが出ず。オートサイトにキャンセルが出たので予約した次第でした。

那須野が原公園オートキャンプ場

テントがある風景の方がサイズ感の参考になるでしょうが、他のキャンパーさんのテントをバシバシ撮影するワケにいかないので、皆さんがチェックアウトされた後に撮影。
上はフリーサイト利用者用の駐車スペース。

フリーサイトは管理棟やクアハウスのすぐ横に位置し、外周道路の入口付近になります。
駐車スペースは外周道路にあって番号がふってあり、チェックインの際に渡されるカードの番号の位置に停めるようです。

駐車場所は決められても、テントを張る場所はフリーサイト内ならどこでもOK。

那須野が原公園オートキャンプ場

フリーサイト自体、それほど大きなスペースではないので、どこにテントを張ってもそれほど車から遠くなるという感じではなさそう。

奥の方は背の高い木が生えていて林間サイトの雰囲気、道路側は芝生が生えた草原サイトの雰囲気

林間の方はソロに好まれそうで、芝生の方はグルキャンの方々が利用しそうな雰囲気です。(オートサイトだと生垣でしっかりサイトが区切られているため、グルキャンには不向き)

クチコミに「フリーサイトの面積に対して収容サイト数が多いから他のサイトとの距離感が近い」ということをいくつか見かけたので、そういうことも不安で今回はオートにしたというのもあります。確かに予約一杯の満場だと、結構ぎゅうぎゅうに混んでるような風に見えました。

しかし、林間エリアなんかは余裕があったようだし、満場だったとしても「遅めにチェックインしたらテント張る場所がない!」なんてことにはならないと思います。

オートサイトがかなりプライベート感あるのでそれに比べるとお隣丸見えで気になる・・とかあるかもしれませんが、フリーサイトならではの自由さで大き目テントとタープを張ることも出来るので、今度来るときにはフリーもいいなぁ。

炊事場

炊事場は外周道路の内側に2箇所あります。

屋根付きになっていて、半分はかまどになっています。・・・かまどって、どのキャンプ場でも使ってる人を見たことがないので、かまどで炊事場を半分使ってしまうなら、かまどなくして全部洗い場にして欲しい・・と思うのはワタクシだけではないはず。

那須野が原公園オートキャンプ場

なんと、お湯が出る蛇口があります

那須野が原公園オートキャンプ場

この流し、ゴミがたまってなくてキレイだなー最初思ったのですが、実際にはご飯粒とか小さな野菜クズなんかもあったので、多分流しの素材がまだら模様なので、保護色になってゴミが見えにくいんだろうな、と気付きました。

で、何故か蛇口がこれでもか、とたくさんついてます。

那須野が原公園オートキャンプ場

広いテーブルと、何故かベンチもあります。ハミガキの時等に、荷物を濡らさず置いておくところがあるので便利でした。

トイレ

トイレは外周道路内側に1カ所と管理棟の中にもあります。

那須野が原公園オートキャンプ場

堅固な建物です。
温座でウォシュレット付き。手洗いには鏡あり。

那須野が原公園オートキャンプ場

花火エリア

花火エリアは管理棟の裏の方にひっそりあります。

那須野が原公園オートキャンプ場

炭・灰捨て場

炭や灰はクアハウスの裏にある炭・灰捨て場へ。

那須野が原公園オートキャンプ場

BBQコンロや焚き火台は、炊事場では洗ってはダメで、灰捨て場にある流しで洗います。オートサイトからちょっと遠いです。

那須野が原公園オートキャンプ場

クアハウス(温泉)

キャンパー専用クアハウス(温泉)は、管理棟の裏にあります。利用時間は15時~翌朝8時まで。コロナ対策の消毒・換気のために途中休止時間がありますが、利用時間内は温泉入り放題です!

那須野が原公園オートキャンプ場

脱衣所も浴室も狭く、それぞれのスペースに4~5人もいると一杯なので、なるべく混雑しなそうな時間を狙って入りたいところです。

が、お湯が熱めなためか割と回転が早いので、混んでいても少し待てばすぐ入れるかと思います。

脱衣所は着替えを入れるカゴがあるスタイルでロッカーはなし。なんと!ドライヤーがありました。

ゴミステーション

分別すればほとんどのゴミを捨てられます。低価格なのに、ありがたや。

那須野が原公園オートキャンプ場

コインランドリー

管理棟の奥にコインランドリーもあります。

那須野が原公園オートキャンプ場

コインシャワー

温泉に入ったのでシャワーは利用してませんが、管理棟奥にコインランドリーに並んでコインシャワーがあります。

那須野が原公園オートキャンプ場

那須野が原公園

テント、タープの大物の設営が終わったら細かいセッティングは後にして、那須野が原公園へ。公園の一角にキャンプ場があるといっても、完全に違うエリアになっているし、距離も遠いので、設営している間にこどもだけで遊びに行かせられるような感じではありません。

本当はキャンプ場から車で那須野が原公園の駐車場へ移動した方がいいくらいの距離なんですが、ペグを車ギリギリに打ったし、車で行くのも面倒だったので、お散歩がてら歩いて行きました。

わんぱく広場

那須野が原公園は入場、駐車無料な公営公園です。
有料の施設もありますが、このわんぱく広場は無料エリア

那須野が原公園

ご近所の公園をスケールアップしたような雰囲気で、立派な遊具に夢中になっています。

那須野が原公園

写真にはありませんが、もっと小さな幼児向けの遊具もありました。

那須野が原公園

アスレチック

アスレチックは小学生以上から利用可で有料施設。・・なのですが、キャンプ場の管理棟に6/12、13はアスレチック等が無料開放される、と書かれていて、何故無料なのかよく分かりませんでしたが、無料で利用出来ちゃいました。

那須野が原公園

小5の愛弟子1号は楽しんで出来てますが・・

那須野が原公園

小2の愛弟子2号にはちょっと難しいものが多く、パスしながら進みました。でも、無理せず自分が出来るものやって進んで行ったので、2号もそれなりに楽しんでいたようです。

那須野が原公園

ウチのお子たちは無防備に半ズボンでやってますが、出来れば長ズボンとかの方がいいですね。虫に刺されやすい1号は刺されてました。

那須野が原公園

色々バリエーション豊かで、大人も楽しめるアスレチックになっています。小学生以上となっていますが、低学年だとちょっと難しいのが多いかな。

那須野が原公園

キャンプ場に戻って温泉へ・・

広場とアスレチックで全力で遊び、走り回っていたので、夕食前に温泉へ。

湯船も狭いんですが、お湯を常にかけ流し状態にしているのでゴミ等は全くなくキレイなお湯でした。
お風呂上りは疲れがすーっとなくなっていて、とても気持ちのよかったです。

夕食

前回の鳥野目の夕食のステーキが気に入ったらしく、1号が今回もステーキにして、というので今夜はステーキ。

那須野が原公園オートキャンプ場

メスティンで炊飯してる間の重しでフライパンを乗っけてますが、ついでに予熱でお肉を低温調理。(もちろんこれだけでは焼けないので、後で普通に焼きました)

那須野が原公園オートキャンプ場

今、バーナーを修理に出していて1つしかないので、ステーキをアルミホイルに包んで予熱で休ませてる間に、他の料理を作りました。

冷凍ポテトと冷凍ブロッコリーをガーリックソテーに。クーラーボックスの中で保冷剤代わりになり、包丁いらずで袋から出すだけで調理できるので、たっぷり遊ぶ予定の時には非常に助かります。

那須野が原公園オートキャンプ場

たっぷり遊んで、たくさん歩いて疲れてるところに、温泉でさっぱりして、夕食でおなかが満たされ・・もういつ寝てもいい状態のお子たち。動きが緩慢でまったりしてます。

焚き火タイムと温泉タイム

焚き火はワタクシ1人がソロ状態でやっていて、焚き火眺めながらコーヒー飲んだりしてました。最近他の家族は焚き火見に来てくれません。。

那須野が原公園オートキャンプ場

そろそろ就寝・・というところで、愛弟子1号が「寝る前にもう1回温泉入りたい」というので、2度目の入浴~。

~こうして1日目の夜は更けていく~

2日目、朝風呂と朝食

東北道(高速道路)が近いため高速の車の音が聞こえる、というクチコミを見ましたが、確かに車の音が聞こえはするものの、小鳥のさえずりが響いているので、それほど高速の音は気になりませんでした。

で、ワタクシは一人で早朝のお散歩。
お散歩から戻ってお子たちに朝風呂に行くか聞いてみたら、2号だけ行くというのでワタクシと2号の女子チームだけ朝風呂へ入りに行きました。これで温泉3回目♪

朝食は1号のリクエストで焼き鮭。

チェックアウト後、那須野が原公園

チェックアウトして那須野が原公園の駐車場へ移動します。1号は今日もアスレチック。2号はアスレチックはせずに最初から広場の遊具。

さんざん遊んだ後、昨日行かなかった大池のあるエリアの方へ。
公園内の芝生はメチャクチャきれいです。

那須野が原公園

サンサンタワーも通常有料のところ今日は無料開放と書かれていたので行ってみたかったのですが、お子が中々遊ぶのに夢中で景色はどーでもいい、という感じだったので、タワーには登らず。

那須野が原公園

大池の鯉にエサやりするのがとても楽しかったようです。

まとめ

那須野が原公園オートキャンプ場は、公営ならではの低価格でありながら、施設がしっかり整備されていて、快適に利用出来ました。

そして、何と言っても温泉入り放題は温泉好きにはたまりません。狭いので、立派な日帰り温泉の施設を期待していくと期待外れになるかもしれませんが、キャンプ場の無料のお風呂としてはレベル高いです。(お湯は温泉だし。)

那須野が原公園は子どもが喜ぶ遊びが多くあるし、周囲には観光地が色々あるので1泊では足りないくらい。高速のインターから近いためアクセスもよく、利用しやすいキャンプ場です。

冬期割引がかなりお得なので、冬キャンで利用したいなー。

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