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カブト・クワガタの楽園!林間の高規格サイト|みどりの村キャンプ場

      2021/11/12

こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。

去年から気になっていたキャンプ場についに出撃!穴場というかマイナーという感じなのか情報が少な目でしたが、行ってみたら高規格で遊びも充実していました!

そして、なんといっても最大の目的は・・

キャンプ場・概要地図

みどりの村キャンプ場群馬県の高山村の公営?キャンプ場。「みどりの村」という名前ですが、群馬県のみどり市ではなく、渋川や伊香保に近い高山村というところです。

標高650mの山中にあるキャンプ場で、お手頃価格のフリーサイト、高規格なオートサイト、バンガローがあり、場内にはかなり充実したアスレチックや遊具があります。人工の小川(沢)があるので夏には水遊びも可。

すぐ近くに県立ぐんま天文台があるくらい星がキレイに見えるということで、星空目当てでフリーサイトを利用するキャンパーも多いようです。

オートサイトは10m×10mで区画サイトとしては広め。しかも!サイト内に流し台完備!で、AC電源も2,000W利用可

シャワーやコインランドリーもあり、設備面も充実しています。

  • 公式サイト:みどりの村キャンプ場
    https://www.takayama-kanko.jp/midori/
  • サイト種類:区画サイト、土/フリーサイト、芝、土
  • 車の乗り入れ:可
  • ゴミ:分別してゴミステーションへ
  • 備考:クレジットカード不可、シャワー(有料)あり、コインランドリー有、冬期休業


みどりの村キャンプ場にチェックイン

ぐんぐん山道を登って、標高650mのみどりの村キャンプ場へ到着!
下界は真夏日。みどりの村キャンプ場も日向は暑いですが、木陰はぐっと体感温度が下がって過ごしやすいです。

みどりの村キャンプ場

ワタクシは12:45くらい?に到着したと思いますが、その少し前から受付の順番を記入し始めていたようで、用紙の名前を記入し、受付用紙を記入して順番を待ちます。

みどりの村キャンプ場

時計を見てませんでしたが、多分13時きっかりくらいにチェックイン受付が開始されたと思います。早くインしたい場合はアーリー(有料)で早めにイン出来ます。*繁忙期を除く

みどりの村キャンプ場

受付に時間がかかりましたが、管理棟の目の前にアスレチックがあるので、お子たちはたっぷり遊んでいることが出来ました。

管理棟からフリーサイトエリアを抜けて坂を登って行くと、今回我々が予約したオートサイトです。

ワタクシが受付終わった時にはすでにフリーサイト内の目ぼしいサイトはテント設営済みでした。皆さん、アーリーで場所取りしたのかな?

オートサイトに設営

ワタクシは高規格を求めているワケではないので、予約の段階でフリーサイトにするか悩みましたが、場所取りに敗北するだろうと思って、オートサイトにしました。

オートサイトは10m×10m。サイト内に舗装された駐車スペースがあり、流し台までついてます。そして全サイト2,000Wの電源付き。

サイトは垣根で仕切られていて、隣のサイトと段差になっているところが多いので、プライベート感はかなり高いです。

みどりの村キャンプ場

この「駐車スペースが決められている(しかも舗装されててペグ打てない)」というのと、「流し台がある」ということで、10m×10mでもレイアウトに制限があって狭いかも??と、出発前にかなり心配しました。

皆さんのブログやSNS等の写真を参考にさせていただいたので、ワタクシも恩返しでサイトのサイズ感が分かるかな?という写真をいくつか掲載します。

みどりの村キャンプ場

駐車スペースの後ろに、ツールームテントをタテに入れました!
リビングシェルロングPro.です。トリセツ見るとタテは530cmです。

駐車スペースはミニバンがぴったり入るくらいの広すぎず狭すぎずジャストサイズ。

みどりの村キャンプ場

テントは横から出入りする前提で、フロント部分を跳ね上げておらず前から出入りは出来ない状態。前後かなりキツキツ。

みどりの村キャンプ場

ギリギリ、テントを駐車スペースの後ろにタテに入れることが出来たため、残りのスペースはかなりの余裕。
5m×5mのレクタタープ(チーズタープ)を張っています。

みどりの村キャンプ場

逆に、駐車スペースの後ろにテントを張れなかった場合、ツールームテントとタープの両方を張るのは、ちょっと頭を使いそうです。
しかし、ワタクシのサイトはどちらかというと狭い部類に入りそうだったので、このサイトでリビロンがタテに入るなら、リビロンなら他のサイトも入ると思われます。
(ランドロックとか、コールマンのコクーンとかだとタープ張るのに苦労しそうです)

みどりの村キャンプ場

炊事場は、思った程レイアウトの邪魔にはなりませんでした。
緑のカゴに入ってるのは自分のスポンジ等ですが、シンクにあるタワシ等は備え付けのものです。
流し台にコンセントが付いています。

洗い物ももちろんラクだし、撤収の時に雑巾を洗ったりするのも、かなりラクでした。あ、もちろんお湯は出ません。サイト内にあるだけでかなり便利なので、お湯なんて高望みは致しません。

しかし、雨が降ったら大変だなー・・。オートサイトは全サイトに流し台が付いているので、炊事場というものがございません。なので「雨が降ったら屋根付きの炊事場で洗い物する」とかいうことが出来ません。

みどりの村キャンプ場

夜は何かライトがないと流しは真っ暗になります。置き型ランタンを流し台に置いてる方が多かったようですが、ワタクシはパイルドライバーを流し横に設置しました。かなり快適でした!

オートサイトは1本道の両側にサイトが配置されていて、山側、谷側の2種類に分かれます。ワタクシは「谷側」。

みどりの村キャンプ場

テントの中からも景色が見えるようにしてみました。

みどりの村キャンプ場

垣根の向こうは段差になっていて、空き地のようになっています。下の写真は空き地からサイト方面を見たところ。

みどりの村キャンプ場

みどりの村キャンプ場の場内紹介

・・と、ここで恒例の場内紹介。

オートサイト区画

上の方で書きましたが、オートサイトは山側、谷側に分かれています。1本道に沿って細長くサイトが伸びています。

予約は満場になっていたのに、ドタキャンなのかいくつか空いていたサイトがあったので、サイトの様子を撮影してみました。

山側区画

6番くらいだったかな?写真ではよく分かりませんが、結構広めでした。100㎡以上は余裕でありそう。

みどりの村キャンプ場

サイトの広さは、そんなに極端に当たりはずれはないようでしたが、山側の一番奥の19番サイトだけは明らかに狭いようでした。(空いてたのでサイト内に入って見てみた)

谷側区画

22とか23とか24とか・・その辺りの区画。ウチのサイトに比べてかなり広かったです!景色もこの辺りの方がいいような気がするなぁ。ま、景色に関してはそんな大差はありませんが。

みどりの村キャンプ場

段々畑サイトになってるのでプライベート感が増しそうですが、雨の時は上のサイトから坂を伝って雨水が流れてくるのかな??

サニタリー棟(オートサイト)

オートサイトにサニタリー棟が2棟あります。シャワーやコインランドリーはフリーサイトにないので、それらを利用したい場合はフリーサイトの人もオートサイトへ来ないといけません。

みどりの村キャンプ場

かなり立派でキレイな建物。

虫が多いので、虫よけ(殺虫?)ライト。

みどりの村キャンプ場

夜になるとバチバチっと音がして、虫が落ちてました(^-^;
夜中にこのライトの周りをチェックすると、カブトやクワガタがたくさん寄って来ていたそうです。(虫取り好きの我が家のおじさん談)

トイレ

清掃が行き届いて、かなりキレイなトイレ。

洗面所

洗面所もかなりキレイ。
ただし、外からドア等の仕切りのない場所にあるので、虫が飛んできます・・。

みどりの村キャンプ場

シャワー

シャワーとコインランドリーが並んでます。

みどりの村キャンプ場

シャワーはコインシャワーではなく、料金箱に200円入れて利用します。硬貨を入れないとお湯が出ないコインシャワーではないので、時間を気にせずに入れそうです。
お金をキチンと投入するかどうかは利用者のモラルと良心に任せられているということですね。

みどりの村キャンプ場

コインランドリー

コインランドリーの部屋に流しもありました。ここもかなりキレイ。

みどりの村キャンプ場

思ったよりお子が服を濡らしたり汚したりしたので、我が家もコインランドリー利用しました。洗剤は管理棟で販売しています。

フリーサイト

はじめに言っておきますが、満場でテントがたくさん設営済みの状態だったので、フリーサイトの写真をほとんど撮れていません。

みどりの村キャンプ場のフリーサイトは、大きく分けて「芝生エリア」「林間エリア」があります。

クチコミに「傾斜地が多くて平坦な場所を探すのが大変」とか「傾斜の角度がかなりなもので、テント建てるにはキツイ場所が多い」とありますが、確かに平坦な場所の割合が少なそうです。

芝生エリアの方が傾斜地が多く、かなりナナメってるところにテントを建てている方もいらっしゃいました。そして日向なので真夏の昼間は直射日光がかなり暑そうです。
が、星空を堪能するにはこの芝生エリアがよさそうです。

みどりの村キャンプ場

林間エリアは、人工的に平坦にしてある場所がいくつかあるので、そういった平坦な場所を確保しやすいと思います。それと、人工の小川(沢)が流れているすぐそばにテントを張ることも出来るので、雑木林の沢サイトという雰囲気を楽しめます。

みどりの村キャンプ場

デメリットは、芝生エリアに比べて道端感が強いサイトが多いこと。オートサイトへ向かう主要通路沿いで通路から丸見えな感じなので、落ち着かないかもしれません。
それと、夏はブヨが多いです!

フリーサイトから離れているオートサイトでもブヨがいたので、フリーサイトの芝生・林間エリアのどちらもブヨが出ると思います。
特に沢の近くは何匹も何匹もブンブン(と音は聞こえないけど)ブヨが飛んでいました。虫対策はしつこいくらいに万全にした方がよさそうです。

みどりの村キャンプ場

フリーサイトに何カ所か「危ないからここは駐車禁止」と書かれている看板がありました。しかし満場だからなのか、結構危なそうな場所にテント設営したり車を停めている利用者もわりといたようです。

みどりの村キャンプ場

オートサイトへ上がっていく坂に1サイト分くらいの広さのフリーサイト。夕焼けなんかがキレイに見えますが、すぐそばを車が通るので落ち着かないかもしれないですね。

トイレ(フリーサイト)

フリーサイトのトイレ。中を見るのを忘れました。

みどりの村キャンプ場

炊事場(フリーサイト)

フリーサイトは場所によって炊事場がかなり遠くなる、というのもクチコミでよく見かけますが、確かに芝生エリアの奥の方だとかなり遠くなりそうです。

炊事場は道を登って行った上の方に箇所、管理棟に近いエリアに箇所あります。

みどりの村キャンプ場

蛇口の数は多いけど、洗い物を置く場所なんかがないので、使い勝手はあまりよくなさそうです。お湯はもちろん(?)出ません。

みどりの村キャンプ場

バンガロー

バンガローはフリーサイトの中を進んで行った崖の上みたいなところにあります。入口の方はフリーサイトの一部みたいな雰囲気ですが、バンガロー内から見えるのは林なので、景色はよさそうですね。

みどりの村キャンプ場

ログキャビン

ログキャビンは写真を撮っていません。バンガローより道端っぽい場所にあるので、ちょっと落ち着かないかも?

アスレチック、遊具

管理棟の前にあるアスレチック広場には、数多くの遊具があって、かなり充実しています。

みどりの村キャンプ場

ただ、オートサイトからはかなり距離があるし、坂道を往復しなければいけないので、気軽に遊びに行かせられないのがネック。
特にサイトに戻る時は上り坂になるので、「おんぶしてー」とか言われる危険性が高いですね。なので、キャンプ場内ですが相棒に車で迎えに来てもらいました。

みどりの村キャンプ場

お子が遊んでる間、大人が待っていられるようなベンチや東屋があるので便利です。

小川(沢)

水が流れるのは夏だけらしいというクチコミを見ましたが、真夏なので無事に水が流れていました。

みどりの村キャンプ場

くるぶしくらいまでの水量なので、水遊びがしやすいです。
注意するのは、滝のようなところがあるので、ここをロッククライミングのように子どもが登ると、結構危険。危ないことしそうな子や幼児は、大人がしっかりとそばに付き添っていないといけません。

ステージ

野外ステージがありますが、ここでイベントとかやるんでしょうかね。芝生がとてもキレイです。

みどりの村キャンプ場

アジサイもキレイに咲いていました。

みどりの村キャンプ場

夕食

キャンプ場内の紹介が終わったので、日記に戻ります。

久しぶりに大きい方の焚き火台(ユニフレームのファイヤーグリル)でBBQ。
相棒は相変わらず炭を熾すのがヘタなので、結構時間がかかりました。

みどりの村キャンプ場

「BBQあるある」ですが、肉が焼けた頃にはお子が「お腹いっぱい」とか仰せになるので、持参した肉が余ってしまいました。。ぐっすん、明日は朝から肉焼いちゃうからね。

~こうして1日目の夜は更けていく~

・・・ん?
夜、相棒@虫取りおじさんがキャンプ場内をうろついてるようです・・。

2日目、朝食

連泊の余裕で、朝のんびりしていたら、朝食の頃にはすっかり太陽が高ーく・・。

みどりの村キャンプ場

キャンプ場内のお散歩をして、予言通り朝から肉を焼きます。

「最近キャンプでシャケ食べてないから、食べたいっ!!」というアツイリクエストに応えて、焼き鮭も。

そうそう、夜いきいきしていた虫取りおじさんですが・・カブトやクワガタとたくさん遭遇してご満悦。

実は、キャンプ場に着いて早々に、設営中に昼間っからカブトやクワガタを多数見つけていたのです。
虫捕り素人のワタクシも、テントのすぐ近くに何かが落ちてるのを見つけて・・「これ、クワガタ?」と聞いたら、ミヤマクワガタのオスでした!

昼間でその状態なので、夜ともなるとサニタリー棟のライト目掛けて他の虫に混ざってカブト・クワガタもたくさん現れたそうです。

息子・・よりも相棒がかなり喜んで「来年も7月にはここに決定だね。7月中に2回来てもいい。」と言ってました。。

アスレチックと水遊び

遅い朝食を終えたら、アスレチック広場へ。

みどりの村キャンプ場

売店でアイスを買って一休憩し、お次は小川で水遊び。ブヨがたくさん飛んでるので、虫対策は入念に・・。

暑い夏には気持ちよさそう!

昼食

たっぷり遊んでお昼過ぎているので、さっと作れるそうめん。

麺類を茹でてザルにざっとあける、とかいう行為は、通常サイトの中では難しいですよね。特にそうめんみたいにザルにあけて流水でしめるようなことをするのは・・。

しかし!サイト内に流し台があると、出来ちゃうんですね、コレが!

・・と言いつつ、実は茹でてる途中でガス缶がなくなり、火が消えてしまっていてせっかくの麺がドロっとした感じになってしまいました・・。

道の駅 中山盆地/高山温泉ふれあいプラザ

食後は、みどりの村キャンプ場から車で10分くらいの近場にある道の駅 中山盆地へ。

道の駅 中山盆地(公式サイト)
https://www.takayama-kanko.jp/

田んぼの緑と、遠くの山々がキレイに見えますね。

高山ふれあいパーク

この道の駅には、こどもが遊べる高山ふれあいパークという無料の遊具スペースがあります。新しくてかなり充実した遊具!

見晴台もあります。周囲はキレイな芝生が広がっています。

小学生くらいが遊ぶのにちょうどいい遊具と、幼児が遊ぶのにちょうどよさそうな遊具エリアがあります。

朝からずっと全力で遊んでて、いつ限界が来てもおかしくないんだろうなー。

田んぼアート

見晴台などから田んぼアートが見れます。色の違う稲で絵を描いているアートです。

高山温泉ふれあいプラザ

道の駅には、温泉も併設されています。この温泉が目当てでここに来たのでした。温泉内は撮影禁止で画像がありませんが、露天風呂もあって気持ちよく利用出来ました。

夕食

温泉入ってまったりしてるので、本当はさっとカンタンな料理にしたいところですが・・手作りピザです。
水は分量通り入れたハズですが、オリーブオイルをテキトーに入れたからか、生地の水分が多すぎてベタベタになってしまいました・・。

トマトソースとモッツアレラととろけるチーズだけの具なしピザ。マルゲリータのバジル抜き、といってもいいです。

生地が失敗した割りに、焼いたら普通のピザっぽくなりました。

ちまちまフライパンで1枚ずつ焼いていたら結構時間がかかってしまいました。。さっさと片づけて寝る準備しないと。
後片付けをしていたらパラパラっと雨が降る時間もありました。

~こうして2日目の夜も更けていく~

・・今夜も飽きずに相棒@虫取りおじさんは夜のキャンプ場内をパトロールしていたようです。。

3日目

余った材料で朝ごはん。生ハムサラダ、厚切りベーコンとキャベツのソテーで野菜もりもり。

みどりの村キャンプ場はチェックアウトが10時なので、いつも11時アウトでもギリギリな我が家にとっては至難の業。気合を入れて撤収にハゲみました。

まとめ

高規格を希望しているワケではないワタクシですが、オートサイトの、このサイト内流し台はかなり便利でした。

夏ということでブヨがいて、虫よけスプレーや長ズボンでカバーしたり、森林香を焚いたり・・と神経を使ったのが面倒でしたが、トイレ等の設備もキレイで場内に遊具もあり、お子満足度も高かったです。

フリーサイトの方は炊事場の使い勝手なんかは悪くなりますが、星空を眺めたりワイルドな雰囲気を楽しんだりといったソロキャンパーさんに向いていそうです。

そして・・今回の一番の目的・・。

カブト、ノコギリ、ミヤマ、コクワと、様々遭遇出来ました。写真はミヤマです。
今年の愛弟子1号の自由研究は「クワガタの研究」となりました!

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