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薪無料!海も近いアットホームな里山キャンプ|大原上布施オートキャンプ場

      2020/11/02

こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。

愛弟子たちが振替で月曜休みになったため、親も便乗して仕事休んでいざキャンプ!

秋のキャンプシーズン真っ只中、土曜だと満場ですが日曜泊なら空いてるハズ。「狭そうだから満場だと行くのを躊躇するけど、空いてたら行ってみたいキャンプ場」と思っていたキャンプ場にGO!



キャンプ場・概要地図

大原上布施オートキャンプ場千葉県の外房、いすみ市にあるキャンプ場。御宿の海水浴場から車で15分程の田園地帯のようなエリアの中の小高い丘(小山?)に位置しています。

場内は丘の斜面に沿って上段、下段に大きく分かれ、木の陰になるサイト以外は基本的に芝や草地となっています。

サイトは概ね8m×8mくらい?で、ロープで仕切られているところ、段差になっているところ、垣根があるところ、雑草?でなんとなく仕切られてるところ、サイトの境界がどこなのかよく分からないところ・・など様々。

区画サイトの他、下段の方にフリーサイトがあり、芝がキレイな印象でした。

チェックイン、アウトがゆる~い感じで、混んでいない時はのんびり滞在してOKというありがたい制度。

ちょっとした遊び場、小動物、自由に使える遊具があり、そして、薪は無料で使えるというのがうれしいサービス。(薪は大きかったら自分で割る、無料なので薪としての品質は高いものを求めない、持ち帰りは禁止)

「高規格がいい」という人には向いてないでしょうが、ゆる~いアットホームな雰囲気のキャンプ場が好きなキャンパーやひっそりしたいソロに心地よいキャンプ場です。

  • 公式サイト:大原上布施オートキャンプ場
    http://www.ethp.net/camp/kamifuse/
  • サイト種類:区画サイト、フリーサイト、芝生、草地
  • 車の乗り入れ:可
  • ゴミ:分別してゴミステーションへ
  • 備考:クレジットカード不可、コインシャワーあり、薪無料、炊事場はお湯は出ない

おんじゅく伊勢えび祭り

いすみ市の大原港で「港の朝市」( 港の朝市(公式サイト)http://minato-asaichi.com/ )というのがありますが開催が日曜の午前なので、土曜泊のキャンプの時にはちょっと行きにくい。(日曜午前だと撤収作業している時間帯だし、チェックアウトの日なのでせっかく買ってもキャンプ場で食べれない)

今回は日曜泊なので朝市に寄れるかな?と思って調べてみたところ、残念ながら港の朝市の開催日ではありませんでした。。

他に勝浦の朝市とか調べてみましたが、勝浦よりもっと近い御宿でちょうど10月末まで「おんじゅく伊勢えび祭り」を開催しているいうので、伊勢海老キャンプに決定です。

御宿町観光協会(公式サイト)
https://onjuku-kankou.com/

伊勢海老直売

例年だと、伊勢海老BBQとか、伊勢海老つかみ取りとか、ビッグイベントをやっているみたいですが、今年はコロナの影響で中止。直売の開催と宿泊キャンペーンのみ。

早く行かないとエビちゃんが売り切れちゃうかな?と焦っていましたが・・

・・・え?これが「まつり」会場・・?
コロナのせいなんでしょうか、ガラガラですね。ま、車を横づけして伊勢海老を買いに来てる人が何台かいましたが。

しかし、生け簀のエビちゃんを見るとテンションアップ。

直売のエビちゃんは100グラム800円で販売していました。
大きいエビちゃん1尾で4,000円~6,000円?、小さめので3,000円~4,000円?ってかんじの価格感でしょうか。

もっと安かったら2尾買おうかと思いましたが、1尾3,000円だと2尾で6,000円・・(サイト代より高い・・)ので1尾にしておきました。

オレがエビちゃん持つ!!と愛弟子1号が喜んでます♪

御宿の海で遊ぶ!

おんじゅく伊勢えび祭りの会場は月の砂漠記念館前広場。目の前に御宿の海と月の砂漠記念像があります。

10月下旬と思えない暑いくらいの日差し。紫外線量ハンパナイです。

月の砂漠記念像

それにしても、千葉県の海はキレイですね。房総の方は青い海で透明度高し!

ガマンしきれず、裸足になってます。謎の海草を拾ったり、海遊びを楽しんでいました。

海岸近くのお店で朝獲れ金目鯛を購入。途中で遅いランチを食べてキャンプ場へ向かいます。



大原上布施オートキャンプ場にチェックイン

御宿の海からあっという間にキャンプ場到着。
管理棟でチェックインですが、サイト料を支払ったら「じゃ、お好きな場所にどーぞ♪」と。

チェックアウトの時間を伺ったら「お昼食べてゆっくりしてってもらっていいですよ。」とありがたいお言葉。(*サイトを選べたり、アウト時間が延長OKなのは空いてる日だからです。ちなみに前日の土曜は満場でした。)

日曜泊なので全部で10組くらいの利用者で、サイトはかなりゆったり使える状態。

大原上布施オートキャンプ場は、大きく分けて上段、下段に分かれますが、下段は簡易トイレというのとグルキャンぽい人達がいたので、上段のサイトにしてみました。

我々が到着した時には、一番すみっこの方と、中央の炊事場付近に設営済みの方がいらっしゃったので、その真ん中あたりに。

大原上布施オートキャンプ場

段差で区切られているエリアです(Bサイト)。隣のサイトとの間に駐車スペースみたいな場所がありましたが、これは隣サイトのスペースなのか、このサイトのスペースなのか不明。

ま、今回はお隣さんはいないので我々が車停めましたが。満場の場合にはビミョーですね。・・そんな感じでどこまでがどちらのサイトなのかよく分からないサイトがあちこちにありました。

大原上布施オートキャンプ場

空いてるとは言え、後から誰か来るかもしれない・・と思って一応1つのサイトに収めようとしてますが、ペグはちょっと境界の段差部分に打たせてもらいました。ま、お隣さんはいないんで大丈夫なんですが。

山沿いの方がAサイトで、木陰になっている部分が多く、我々のサイトはBサイトで、日当たりのいい場所が多く、段差で区切られていて芝や草地がメイン。

大原上布施オートキャンプ場

場内や山の方に栗の木があり、栗のイガが落ちてました。もうちょっと前の時期だったら栗拾いが出来るのかな?

大原上布施オートキャンプ場

大原上布施オートキャンプ場の施設紹介

大原上布施オートキャンプ場の施設をカンタンにご紹介~。

管理棟

キャンプ場の中央に位置します。上段エリアの方です。
売店を兼ねていて、ちょっとしたものが買えるようになっています。

大原上布施オートキャンプ場

管理棟の入口前に、自由に使える遊び道具があります。

大原上布施オートキャンプ場

炊事場

管理棟目の前のメイン炊事場。お湯は出ません。隣に屋根付きの歓談スペース?があります。

大原上布施オートキャンプ場

炊事場はちょっと高いし蛇口が遠いので、小さな子どもだと手が届きません。そして古い印象な否めません。

三角コーナーが置かれていたり、ハンドソープや洗剤、スポンジ、タワシ等が置いてあったり・・という感じで親切なのですが、炊事場に生ゴミや砂汚れのようなものが常に残っていたのが残念でした。

たまたまマナーの悪い人がいただけなのか?でも、ワタクシが滞在した日はベテランキャンパーぽいマナーのよさそうな方ばかりに見受けられたので、ちょっと不可解でした。。

大原上布施オートキャンプ場

メイン炊事場に無料で使える洗濯機がありました。

トイレ

炊事場のトイレ。ここにコインシャワーもありますが、今回使っていないので中の様子は分かりません。トイレは普通にキレイでした。

大原上布施オートキャンプ場

下段(Dサイト、フリーサイト)のトイレ。簡易トイレです。
下段に中、小サイズの炊事場が3つありました。

大原上布施オートキャンプ場

ゴミ捨て場

メイントイレの隣にゴミ捨て場があり、分別すればゴミを捨てられます。

大原上布施オートキャンプ場

遊び場

管理棟の横に、手作り感満載の遊び場があります。このすぐ上がCサイトで、場所によってはやや斜めですが、Aサイトあたりに比べるとややゆったりしていて眺めもよさそうです。

大原上布施オートキャンプ場

薪置き場

下段エリアの近くに、薪置き場があります。大原上布施オートキャンプ場は、薪が無料で使い放題です。

無料の薪なので、形がハンパとか水分が多くて燃えにくいとかの当たりはずれはありますが、何しろ無料なので文句はいいません♪

大原上布施オートキャンプ場

愛弟子1号@男児が喜んで薪割りにチャレンジ。

大原上布施オートキャンプ場

薪はキャンプ場内で使用する分だけで、当然ですが持ち帰りはNGです。

動物

薪置き場に埋もれていたので最初分かりませんでしたが、隣にウサギ小屋とニワトリ小屋がありました。

管理人さんによると、イタチにだいぶ食べられてしまって、数が減ってしまったそうです。

サイトの様子

上段エリア山沿いのAサイト。ロープで区切られているところもあれば、何もないところもあり。日陰なので草が少な目。サイズは狭そう。

大原上布施オートキャンプ場

下段エリア。フラットなところがフリーサイト。芝がキレイでした。
植栽があるところがDサイト。ソロ向きっぽい囲まれたサイトもありました。

大原上布施オートキャンプ場

すみっこに少しだけある林間サイト(Dサイト)。ザ・林間という雰囲気。ここもソロ向きぽい雰囲気とサイズ感。

大原上布施オートキャンプ場

上段エリアのBサイトは、我々のサイト写真をご参照下さい。

夕焼けがキレイ

夕暮れの時間になってきました。オレンジ色に染まる空がキレイに見えます。

大原上布施オートキャンプ場

Aサイトの後ろに登山道のような散策路のような入口があるので、そこから山道に入ってみました。道は狭く反対側は急な斜面になっているので、子どもだけで行くのはNGです。

山道からの景色。Aサイト、Cサイト、メイン炊事場が見え、田園風景も見渡せます。

大原上布施オートキャンプ場

日の入りが過ぎちゃったかな?タイミングがよかったら日が沈むところが見えたかも。

大原上布施オートキャンプ場

夕方、管理人さんが各サイトを回って声をかけてくれました。こういうアットホームな感じ、いいですね。

外房の海の幸、伊勢海老と金目鯛のBBQ

エビちゃん触りたい!と伊勢海老と戯れる愛弟子1号。触れ合っているうちに友情が芽生えたのか、この後、伊勢海老を半分に切ったら泣いてしまいました。。

伊勢海老にキンメダイ。豪華外房の海の幸。フンパツしました。

エビちゃん、成仏してね、と言ってパクっ。おいし~!
キンメも伊勢海老もお子たちがパクパク食べたので、オトナは食べにくい部分をいただきました。で、食べた後の殻や骨は明日のお楽しみ。

薄暗くなった頃から、「おじさんの唸り声」みたいな鳴き声が聞こえ、山の方にライトを向けると光る眼が。少なくとも3匹を確認。これはキョンらしいです。夕方になると出てくると管理人さんがおっしゃってました。

愛弟子2号@女子は怖がって「一人になりたくない」とぐずったりしている内にチェアの上で就寝・・。

秘密結社ブランケットの総統は焚き火に参加することなく寝落ちです。
今回、アートファイヤーという焚き火に色をつける粉をやってみましたが、総統がご覧になることがあまりございませんでした。

最近すっかり1泊ではシャワーをやらずに済ませることにしています。だって時間ないんだもん。

焚火しながら星空を眺め、静かな夜を過ごしました。
昼間、設営している時は暑いくらいでしたが、日が落ちると肌寒くブランケットをかけました。

ちなみに電源なし、暖房器具なしでシュラフの中に1個湯たんぽを入れたくらいです。

~こうして1日目の夜は更けていく・・~

2日目、ついに(?)謎の生物発見

朝のお散歩。
愛弟子2号@女子と一緒に場内を散策していると、下段エリアの藪でゴトゴトっと何かが落ちるような音がし、走り去っていく姿が。野生のキョンです。この時2匹。

フリーサイトの端っこの藪を除くと、また別のキョンが。

2号が「かわい~。夜は(姿が)見えなくて怖かったけど、かわいいんだね。」と言っておりました。
(*ちなみにキョンは姿はかわいくても、農作物を荒らしたり生態系脅かす外来種です。)

朝食

チェックアウトが遅くてもOKなので、ゆっくり朝食。

昨晩の伊勢海老の殻やキンメダイの骨等でダシを取ったお味噌汁です。長ネギを持ってこなかったことを後悔しましたが、家族に好評でした。

小さなスキレットにぎゅうぎゅうのソーセージ。

昼食

夜露や結露でテント等がびしょびしょになりましたが、空いていたので日当たりのいい垣根に干したりしながらのんびり撤収作業。

お昼はフライパンで焼き肉まん。もちろん肉まんは市販品で手抜きです。

そんな感じで、のんびり14時にチェックアウトさせていただきました。

まとめ

わが家のようなツールームだと区画内に車と並べて入れるのがギリギリっぽいサイトが多いので満場の時だと利用しづらいですが、今回は日曜泊でゆったり張らせていただけました。

炊事場等の設備は古さを感じる部分もあったりしますが、温かみのある雰囲気で、古き良き里山ってこんな感じなのかなーと思いました。薪無料サービスがあり、サイト料も千葉県にしては低価格で良心的。

キャンプ場自体は田園地帯の中の小山ですが、少し車を走らせれば御宿、もう少し行くと勝浦や九十九里があるので観光にも便利な立地だと思います。

高規格やオシャレキャンプを目指す人にはお勧めできませんが、ゆる~い感じが心地よく過ごせたので、空いてる日を狙ってリピしたいと思いました!

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