晩秋の湖畔の島サイト|鳥野目河川公園オートキャンプ場
2021/11/29
こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。
半年前に初めて利用した際、ワタクシは気に入ったけど実は家族のウケはイマイチだったキャンプ場に、あえてチャレンジしてみました。いやーだって前回は雨だったしね。天気よければきっと家族の印象も変わるはず・・。
鳥野目河川公園オートキャンプ場にチェックイン
前回訪れたのは5月。雨が降ってて水遊びも思うように出来ず、夜にはけっこう強めの雨になり、小雨の時は木から毛虫が落ちてきて「だから夏キャンはイヤなんだよ!!」(5月って夏キャンではないけど・・)と虫嫌いの愛弟子1号が言っており、家族の印象は実はイマイチでした。
でも、絶景湖畔キャンプ出来るし、市街地なのに公園内は自然一杯で小川や池とかと林間の雰囲気もあって中々いいじゃん!予約も取りやすいし!!
ってことで、ワタクシの独断で予約入れちゃいました。
そんな初回訪問時の様子とキャンプ場の詳しい紹介はこちらの記事をご参照下さい。
「絶景フリーサイトとせせらぎ|鳥野目河川公園オートキャンプ場」
鳥野目河川公園オートキャンプ場(公式サイト)
http://www.torinome.jp/
ワタクシが利用するのはフリーサイトなんで場所は早い者勝ちだし混雑具合が気になりながらの出発です。紅葉の一番のピークは1~2週前だったと思うこの時期、混雑してるのかなー?
那須ICからほど近い鳥野目河川公園オートキャンプ場ですが、那須町ではなく那須塩原市です。直線距離では那須ICが近いですが、東京方面から向かうならインター降りてからの道の関係で、一個手前の黒磯板室で降りた方がよいかと思います。
チェックインは13時となっていますが、時間前に到着すると整理券を渡されて説明を受け、12:45から受付(支払い)をしてサイトへ入れる・・という流れなので、とりあえず整理券をもらってから車の中でおにぎり等を食べてランチにしました。
フリーサイト 島(中州)サイトに設営
鳥野目河川公園オートキャンプ場のフリーサイトは、オートサイトに近い「とりのめ文庫」前のエリアと、その対岸くらいに位置する島(中州)のエリアと大きく分けて2カ所あります。
前回5月は島サイトの方が芝張り替え作業中ということで立ち入り禁止になっていたため、とりのめ文庫前エリアに張りました。で、今回はどうせなら違うエリアも利用してみたいので、島サイトの方へ行ってみました。
12:45にフリーサイトに入ると、とりのめ文庫前エリアも島エリアも既に数組テントが張られていました。やっぱりフリーサイトに一番乗りするには前日インしないとダメなんですかね。ちなみに鳥野目河川公園オートキャンプ場はアーリーするには1泊分の料金がかかるので、つまりチェックイン前に入るなら2泊分の扱いになるということになります。
小さな橋を渡った向こうが島サイト。幸い湖畔に空きスペースがあったので、湖畔に張ることが出来ました。
鳥野目河川公園オートキャンプ場は「テントもタープもそれぞれ3×3m以内」もしくは「テントとタープ合わせて5×5m以内」が1サイトということなので、前回同様に今回も2サイトでお支払いしてツールーム(リビングシェルロング)とチーズタープを張りました。
芝の張り替え作業をしていたということで、テントを張る場所は芝生がふかふかでした。
上の写真で分かりますかね?右側が芝ふかふか、左が多分張り替えしてない場所。
通路になりそうな場所やテント張らないようなすみっこは芝がハゲてて、テント張りそうな場所にほどよく張り替えされており、寝心地もふかふかでよかったです!
湖畔です。
とりのめ文庫前エリアは、大池より高い位置にサイトがあるので池を見下ろすかんじですが、島サイトは水面と同じくらいです。
コンクリ製?のベンチがあるのですが、ワタクシが張った場所のベンチは位置がビミョーで、タープが張りにくかったですが、張ってしまえばお子が寝転んだり便利に利用させてもらいました。
目の前の大池にはたくさんの水鳥が泳ぎ、時々白鷺がバサバサっと飛び立ったり、さすが「鳥野目」。
島サイトから見る景色は、大池越しに遠く那須連山が見えます。
こちら、島サイトエリアの炊事場。島サイト利用者と、屋根なしBBQ炉の利用者がこの炊事場と隣のトイレを利用することとなります。日帰りBBQの人が炊事場を使う時間と、宿泊のキャンパーの利用時間がかぶることはないかと思うので、島サイト利用者のみでこの炊事場を利用すると思うと、かなり数に余裕があります。
それと、島サイトの目の前なので炊事場もトイレも近いです。とりのめ文庫前エリアはオートサイトの方の炊事場を利用しますが、地図でみると近そうに見えて実際利用してみると地味に遠く感じました。。前回利用したときは、雨でほとんど利用者がいなかったので炊事場もすいてましたが、今回のようにオートサイトの利用者が多いと、炊事場も結構混んでるみたいでした。
それでも、とりのめ文庫エリアの方が人気のようで、そちらのエリアの方がにぎわっているように思えました。
なぜかというと・・なんせ、島サイトは搬入が大変そうだから、でしょうかね。
島サイトの方が駐車場から遠い、搬入が大変、というクチコミが見られますが、実際には距離としては、とりのめ文庫エリアの湖畔サイトよりむしろ島サイトの方が駐車場から近いような気がします。
ただ、道路から坂道を下って、橋を渡ってサイトへ行かないといけないので、難易度高そうな印象になるかと思われます。
荷物少なくてハンドキャリーで運ぶならかなり距離は短くなりますが、ワゴンで重い荷物を運ぶなら黄色のやじるしのルートで運ぶようになるかと思います。雨が降るとツラそうです。
でも、思っていた程遠くもないし、雨も降ってなかったのでそれほど大変でもなかったです。ま、荷物が多いので何往復もしましたが。
鳥野目河川公園オートキャンプ場の風景
紅葉のピークは去ったようですが、ところどころ紅葉している木々が残るシーズンの鳥野目河川公園オートキャンプ場の景色をあれこれ撮影してみました。
島サイト付近
湖畔最前列ではなく、後ろ側(自由広場側)の方は、真っ赤に紅葉している木が残っていました。
下は、通路の方から見た島サイトと小川。紅葉した葉が落ちた場所は、赤い絨毯のようです。
湿地帯
湿地帯の方は、小川?に沿って森林散策エリアが伸びていて、ここ林間サイトでいいんじゃない?という雰囲気です。民間企業だったらサイトにして有料エリアにするんでしょうが、公営の公園なので、この辺りは無料で散策出来るエリアになってます。
時々羽虫の群れが飛んでたりしたので、虫嫌いの愛弟子1号が「虫イヤ!だから夏キャンはイヤなんだよ!!」と言います。・・秋キャン、もしくはそろそろ冬キャンって季節なんだけど・・。ま、お子達は半袖なので夏キャン気分なんですかね。「川で遊びたい!川入っていい?」と聞かれたので、さすがに却下致しました。
大池
大池にはたくさんの水鳥がいてすいすいと泳いでいるのですが、写真にすると小さすぎて鳥がよく分かりませんね。
下の写真は、屋根なしBBQ炉エリア付近から島サイト方面を見たところ。
小さな島に鳥が上陸してたりしたんですが・・写真ではよく見えませんね。
下の写真はとりのめ文庫エリアから撮った大池。鳥が逃げていくのがちょっと写ってます。
屋根なしBBQ炉の対岸の散策路(キャンプエリアではない)から撮った夕日。テントサイトから夕日は見えないってことですね。
夕食と焚き火と夜空
夜になってきました。
鳥野目河川公園オートキャンプ場は一般人も入ることが出来る公園でもあるためか、街灯があちこちあります。便利なような、もうちょっと街灯なくてもいいような。
大池にとりのめ文庫エリアのキャンパーさんのランタンの光や、焚き火の光、街灯なんかが水面に反映してます。
夕方からさすがに寒くなってきます。早めに夕食の仕込みをしておこうと思って準備していたら、もうおなかすいた、早く食べたい、と家族からクレームが入りました。えー・・急には出来ないよ・・。
本日のキャンプ飯はおでん。我が家では最初からうどんをインします。
気温は低いのに、おでんは熱いのでみんな「熱い熱い」と言いながら食べてます。野外で食べるアツアツおでんです。
ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日の直後なので、近所のスーパーで買ったハーフボトルのヌーヴォーを持ってきてみました。いやー、ヌーヴォーはおでんよりもチーズサラダの方が合いますね。
野菜中心の鍋料理と違って、練り製品が多いおでんはお腹にたまります。。お腹いっぱい。。
焚き火とポテチ、といきたいところですが、食後のコーヒーもお腹いっぱいで苦しいくらいです。ただの食べ過ぎ・・。
満月に近い丸い月。
雲が多かったので星は少ししか見えませんでしたが、夜空の下、湖畔で焚き火は中々よかったです。
相棒も「前回は雨であんまりよく分からなかったけど、こっち(島サイト)の方が雰囲気いいね。」と言ってました。
~こうして1日目の夜は更けていく~
2日目
家族が寝ている中、一人起きてストープに火をつけ、鍋をかけておきます。
朝日は大池とは反対側の市街地の方向から昇ります。大池越しの朝日を見るなら、とりのめ文庫エリアですね。
朝ご飯は炊飯せずに、昨日の残りのおでんうどん。片付けがカンタンな食事にして、いつもより早めの時間から本気モードで撤収作業をしたつもりですが、やっぱりギリギリのチェックアウトとなりました。。
那珂川温泉 皆幸乃湯へ
鳥野目河川公園オートキャンプ場をチェックアウトした後は、車で15~20分ほどのところにある日帰り温泉へ。
那珂川温泉 皆幸乃湯(公式サイト)
https://www.hotel-arai.com/kaikounoyu/
源泉掛け流し。那須塩原の温泉なので、アルカリ性の肌触りがとろとろの泉質です。
設備は古さが否めませんが、広々とした露天風呂が開放的で、ゆっくり入れました。
まとめ
オートサイトの写真が全くありませんが、秋の林間サイトという雰囲気で中々よさそうでした。(オートサイトは区画が狭いので、ワタクシとしてはフリーサイト一択です)
島サイトは炊事場やトイレも近いし、荷物の搬入等もこれくらいなら頑張れるかなというかんじ。こじんまりしていて周囲を大池や小川で囲まれているので開放感があります。前回イマイチだと言っていた家族も今回の印象はよかったようです!