静寂の林間サイトで紅葉キャンプ|キャンプラビット
2021/11/24
こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。
キレイで雰囲気のよさそうな林間、場内には小川も流れてるらしい。クチコミを調べると評判も上々・・。そんなキャンプ場に紅葉キャンプに行ってきました。
自然の雰囲気をそのまま感じられる場内は、大きく分けて「南ゾーン」「東ゾーン」のエリアになっています。
「南ゾーン」は自然を活かしたサイトで形や大小様々。小川・沢が流れており、単独のファミリーやソロ向け。
「東ゾーン」は概ね平坦で、四角に区切られているサイトでグループ向け、とのようです。
場内の設備は「キャンパー目線で作ってる」と感じられる使い勝手のよい設備となっていて、かなりキチンと管理されているので、気分よく利用できます。
また、サイトは細かな砂利敷きで、場内あちこちに排水路も配置されているので、雨に強いキャンプ場だと思います。
初夏は場内にホタルが舞い、夏は沢で水遊び、秋は紅葉・・と美しい季節の移り変わりが楽しめるようです。
そして・・キャンプ場内に有料の貸し切り露天風呂があり、高級旅館レベルとのクチコミですが・・当日予約の「早い者勝ち」のため、混雑時は中々予約が困難です。
- 公式サイト:キャンプラビット
http://www.camp-rabbit.com/ - サイト種類:区画サイト 細かな砂利
- 車の乗り入れ:可
- ゴミ:分別してゴミステーションへ
- 備考:クレジットカード不可、炊事場はお湯は出ない、コインランドリー(有料)あり、コインシャワー(有料)あり、貸し切り露天風呂あり(当日予約、有料)、季節営業(3月中旬~11月末)
キャンプラビットの予約
今回利用するよりも前からキャンプラビットのことは知っていたのですが、ガイド本等でサイトの広さが8×8mくらい、となっていたので「ウチのテントは入らない」と思って選択肢に入れていませんでした。
しかし、よくよくクチコミ等を調べてみると、ツールームでも大丈夫な広めのサイトもあるし、利用者や利用スタイルに合わせてサイトを割り振ってくれる、ということらしいので、行ってみることにしました!
キャンプ場の公式サイトにも「ツールーム以上の大きなテントの場合は予約時に必ず言って下さい」とあります。
キャンプラビットの予約方法は電話のみ。予約電話の際に「ツールームテントが入るサイトでお願いしたいのですが、空いてますか?」と聞きました。
「どのテントですか?」「スノーピークのリビングシェルロングです。」
「リビングシェル?」「ロングです。リビングシェルより一回り大きいです。」
「他にタープは張りますか?」「はい、張りたいです。」
「どんなタープですか?」「5×5mのレクタです。」
「レクタならアレンジ出来るから入るかな・・。被せたりとか・・。」「はい、ギリギリだったらテントに被せます。」
「でしたら入るサイトがあります。」「じゃあそれでお願いします!」
ここまで詳しく聞かれて「入ります」と言われると安心です!
そして4人家族だというと子供の年齢層を聞かれたので、二人とも小学生だと答えました。
キャンプラビットはファミリー、ソロ向けとしている南ゾーンと、グループ向けの東ゾーンとがあるので、どちらのゾーンにするかということや、子供の年齢によっては炊事場やトイレ等から近い方がよさそうだとかいう割り振りの判断をするのだと思います。オーダーメイドのような予約ですね。
キャンプラビットにチェックイン
秋の行楽シーズンの渋滞を避けるために途中まで下道を走ったりしていたので、なんだかんだでキャンプ場についたのはチェックインの時間を少し過ぎた頃。
キャンプ場内に入ると、スタッフさんが誘導してくれました。
キレイでオサレな管理棟でチェックイン。
前泊でもアーリーでもなく、チェックイン時間少し過ぎてますから、もちろん貸し切り露天風呂の予約は一杯で取れませんでした。。ま、ね、覚悟してたからいいんだけど・・。
今回のマイサイトは南ゾーン。小川とか沢が流れてるサイトって大好きなので、南ゾーンうれしいです♪
設営(南ゾーンサイト)
キャンプ場内は一面落ち葉のじゅうたん。時折、落ち葉が雨のようにサラサラと降ってきます。
ややギリギリですが、リビロンとチーズタープがちゃんと入りました!
駐車スペースの反対側は、お隣との間に水路(水はなかった)のようなバッファゾーンがあり、後ろは丘になっていて、排水溝、丘サイト(Gサイト)がありますが、それぞれ周囲のサイトとは距離があるので、お隣が気になるということはありません。
・・というか、今日の利用者は南ゾーン、東ゾーンともに、全サイト数の半数くらいで、ソログル等のグループ利用を除いて、隣り合ったサイトには割り振らず、利用サイトと空きサイトと交互に配置しているようでした。
F28の方から見たマイサイト。
通路側にテントを建てたので、ご飯食べながら他サイトの人と目が合う・・とかいうこともなくプライベート感がありました。
キャンプラビットの場内紹介
テント建てたので、キャンプ場内を散策しに行ってきま~す。
場内を歩くとサクサク音がするくらい、落ち葉が敷き詰められています。
上は管理棟付近。
右へ行くと南ゾーン、左の小さな階段は管理棟から東ゾーンへ行く階段。
管理棟(売店)
管理棟では、薪、日用品、食品などが販売されていてちょっとした忘れ物も大丈夫そう。
炊事場までのショートカットコース
炊事場は全部で3カ所。南ゾーン、東ゾーンにそれぞれ1つ、管理棟の近くに1つあります。
南ゾーンの奥の方のサイトから炊事場へのショートカット通路。F28とF29の駐車スペースの間にあります。木々の上は丘エリアのサイトになってます。
下の写真はF29とF30の間にある通路の掲示された注意書き。こちらの小さな通路はF29とF30専用の通路なので、他のサイトの人は通り抜けしないように、と書かれています。きちんとこういう注意書きを設置しているところが好感持てます。
ただ歩いて行くよりも、林の中を通っていくようで楽しいです。
炊事場
南ゾーンの炊事場。キャンプラビットの炊事場はお湯は出ませんが、とてもキレイに清掃されていて気持ちよく利用することが出来ます。
一つ一つ独立したシンクで、洗ったものを置く場所も広くて使いやすい炊事場です。
いつもピカピカでとてもキレイです!
夜、消灯時間前にトイレに行った時、キャンプ場の車が炊事場から去って行くところを見たので「清掃してたのかな?」と思っていましたが、翌朝炊事場を利用するとき、ごみ一つ残っておらずピカピカでした。
朝食後の洗い物をしている時も炊事場の清掃をされていたので、頻繁に清掃されているみたいです。
ダッチオーブン・網用
ダッチオーブンやBBQの網は、専用のシンクで洗います。低めになっててスノコが置いてあるので、ダッチオーブンが洗いやすいですね。
焚き火台用炊事場
焚き火台は、各ゾーンの炊事場では洗ってはダメで、管理棟の横にある焚き火台専用の炊事場まで行かないといけません。南ゾーンからは遠かった・・。焚き火台の洗い場、各ゾーンにも作って欲しいなぁ。。
灰捨て場。
焚き火台やBBQコンロが洗いやすい高さと広さです。
トイレ
トイレもかなりキレイに清掃されてます。個室も広いので、子供が小さい場合に一緒に入ってもラクな広さです。
ゴミステーション
ゴミは分別して出すことが出来ます。
東ゾーン
東ゾーンは一部段差のある場所もありますが、基本的にフラットで広い空間になっています。落ち葉が敷き詰められているのでよく分かりませんでしたが、区画はロープで区切られているようです。
炊事場の近くの中央に、背の高い松の木が生えた「広場」があり、かけっこしたりバドミントンしたり遊ぶことが出来ます。遊具はありませんが、かけまわって遊んでいました。
東ゾーンにトレーラーハウスがありますが、利用者方が写ってしまうので写真は撮ってません。
管理棟周辺
管理棟の近くにコインランドリー、コインシャワー、露天風呂が集まっています。自分が使わないので覗いたり写真撮ったりしませんでした。。(←レポーター失格・・)
手前は人工池。夏になると水が入るんでしょうかね。水遊びが楽しそう!
下は管理棟から南ゾーンへ行く通路沿いのエリア。南ゾーンに分類されています。
小川(沢?)に面したサイトなんかもあって紅葉もキレイですが、大きな通路沿いなので人通りが気になるかもしれないです。
南ゾーン丘エリア
南ゾーンの炊事場の奥の方は、丘のようなサイトになっています。段差があったりするので、ひっそりとプライベート感を楽しむオトナなサイト群なのかな?あんまり奥の方だと炊事場行くのが大変そうです。
木々の後ろに明るい牧場みたいな場所が写ってますが・・ここはどこなんだろう?隣接した農家(酪農家?)さんの敷地なのかな?ここもサイトにしたらよさそう・・なんて思ってしまった。
夕食はすき焼き
あんまり調子に乗ってキャンプの予定をガンガン入れると、お子に「キャンプ行き過ぎ」と言われてしまうので、キャンプのお楽しみとしてお子が喜ぶ料理を出して「キャンプ行くとおいしいものが食べられる」と刷り込もうと画策しております。
今回はスキヤキ。
後ろの陣幕(リフレクター)は我が家の小学生が設置しました。ヨレっとしているのは大目に見て下さい。
長ネギ(白ネギ)と青ネギの両方を入れた、関東・関西折衷すき焼き。お肉も、牛肉、豚肉、鶏肉、と入れてみました。
我が家では、うどんは〆ではなく、最初から食べるものです。早くうどん入れろ、とお子から指示が入ります。
サイト内にも通路にも、よく乾燥した落ち葉がたくさんあるので、お子が落ち葉を山のように集めて、少しずつ焚き火に入れて落ち葉焚き状態になっておりました。それにしても乾燥した落ち葉ってあっという間に激しく燃えますね。火の粉が飛んだりしたら火事になりそう。乾燥した季節は、通常よりも火の扱いには注意しないといけないなーと感じました。
夜寝る前、木々の間から空を仰ぐと、星が見えました。基本林間なので満天の星空にはなりませんが、開けたサイトだとよく星空が見えそうです。それにしても静かだなー。静寂が林間サイトを包みます。。
~こうして1日目の夜は更けていく~
2日目
ハハは一人早起きをして、ストーブに火をつけテント内を暖めます。
朝食はすき焼きの残りに追いうどん。
・・プラス、白米と焼き鮭。愛弟子1号がどうしてもシャケ食べたいというので・・。
そんなわけで、今回もバタバタの撤収でギリギリのチェックアウトでキャンプ場を後にしました。
まとめ
清掃も頻繁にされているし、夜に見回りをされていたり、かなりキチンと管理されている印象。スタッフさんは皆さん親切な応対で、気持ちよく利用することが出来ました。
サイトによっては小川に囲まれたようなサイトがあったり丘の段差の一区画になってたり、様々な雰囲気のサイトがあり、利用するサイトによって印象も変わりそうです。
遊具があったりイベントがあったり等はしませんが、キャンプそのものを楽しむ環境となっていると思います。
人気の貸し切り露天風呂は予約困難ですが、是非利用してみたい!