ふかふかの腐葉土が自慢の林間サイト|ホウリーウッズ久留里キャンプ村
2020/11/12
こんにちは。ヘタレファミリーキャンパーの、りょうです。
秋はやっぱり(?)林間サイト。ということで、ふかふか腐葉土が自慢のキャンプ場に行ってみました。
樹齢100年を超えた木々による森とのことで、場内は長年かけてできた腐葉土でふかふか。
広ーい林間サイトの他、オートサイト、ログキャビン、ツリーハウスがあります。
林間サイトは、外周道路や駐車場に車を停め、サイト内には車乗り入れ禁止。(外周沿いのサイトなら車横づけと同じ。真ん中のサイトだと外周沿いサイトを通って自サイトに荷物を搬入することになる)
地面は腐葉土でやわらかく、ペグが手で差し込める程。通路は雨でぬかるんでいましたが、サイト内には雨の後も水がたまらなかったので、水はけはよさそう。
森や自然環境を守ることに意識の高いキャンプ場なので、「合成洗剤の使用禁止」「焚き火台の下には不燃シートを敷く」がルール付けられています。
メインのトイレは新しくてキレイ。炊事場はお湯が出ます!
- 公式サイト:ホウリーウッズ久留里キャンプ村
https://holywoodscamp.jimdofree.com/ - サイト種類:区画サイト、土、草地(オートサイト)
- 車の乗り入れ:可(オートサイト)、不可(林間サイト*外周道路に駐車)
- ゴミ:生ゴミ、灰のみ可
- 備考:クレジットカード不可、シャワーあり(2020年訪問時はコロナで休止)、炊事場はお湯が出る
ホウリーウッズ久留里キャンプ村にチェックイン
チェックイン時間13時のところ11時くらいに到着し、アーリーでチェックイン。
予約の際に「ツールームなので、区画内に立木のないサイトを希望」と言っていたので受付の時に「ツールームですよね、こっちのサイトの方がよさそうだな、ここで」とサイトを選んでいただけました。
場内はまだほとんどテントが張られていない状態。森、森、もり~という場内。
紅葉・黄葉してる林間を想像していましたが、林間サイトは、ほぼナラ、クヌギ系なので、紅葉はしていませんな。
ドングリ系の木ですね。
コレ系ってことは、夏はカブトやクワガタが出るんですかね?
で、いざ指定されたサイトに行くと・・真ん中に立木が・・。
管理棟に戻って立木があると伝えたら、他のサイトに替えていただけました。
自然の林のままという雰囲気なので、サイト内に立木がある場所は結構多いようです。大き目のテントの場合は予約や受付時に相談すると対応していただけます。
ホウリーウッズというと、「直火はおろか、焚き火台もそのままではダメ。焚き火台の下に不燃シートをしく」「合成洗剤の使用は禁止」「林間サイト内は車立ち入り厳禁」などのルールがあり、厳しいイメージ・・だったのですが、サイトの相談も親切にしていただいて柔和な雰囲気でした。
ちなみに、不燃シートや自然派洗剤を持っていない場合は管理棟で購入できます。
ワタクシは、キャンプ場ガイドブックのクーポン券で洗剤をプレゼントしてもらいました。不燃シートはキャンプ場で販売しているものはちょっと高価なので、事前に購入して持参していきました。
あ、あと、キャンプ場で販売している薪は一束1,000円。
品質がいいものなのかもしれないですが、違いの分からないヘタレキャンパーなんで、安い針葉樹の薪を事前購入して持参しました。
お隣との境界はロープ。
垣根や植栽でサイトの区切りがあるような整備されたサイトではなく自然の林そのまま。なので、木は目隠しやサイトの境界にあるワケではなく、レイアウトを考えないとプライベート感がビミョーになってしまうかもです。
サイトは公称されているように、おおよそ10m×10mという感じでしょうか。木があるので広さを十分生かしきれないケースが多いかと。
今日は、ほぼ外周沿いのサイトばかりのようでした。外周沿いのサイトだと、道路沿いに車を停めてサイトがすぐ横ですが、内側のサイトだと、外周沿いに車を停めて他のサイトを通って自分のサイトに行かないといけません。
満場だとちょっと大変そうですね。
右にちょこっと写ってるのがわが家のテント(リビングシェルロング)。
今回はスペースの関係でリビロンのドアパネルを跳ね上げず、その分タープのロープ、ペグをテント前に設置。
設営が終わったら、スーパーで買っておいたおにぎりやサンドイッチで簡単に昼食を済ませます。
ホウリーウッズ久留里キャンプ村の施設紹介
オートサイトは満場、林間サイトもほぼほぼいっぱい、という状況だったので、サイトの写真はあまり撮れていません。
場内にあった烏瓜。
炊事場
我々は奥の炊事場が近かったのでそちらを主に使いました。ここに灰捨て場があります。
夜はちょっと照明が暗いのが気になりましたが、炊事場はお湯が出る(!)し、物を置ける大きなテーブルがあって、使いやすかったです。
前述した通り、ルールに従ってセッケン100%の食器用洗剤か、キャンプ場の受付で販売している洗剤を使用しましょう。
簡易トイレ
メイントイレは新しくてキレイで明るかったのですが、人がいない時に写真を撮ろうと思っていたら結局撮るタイミングを逸しました。。
写真は簡易トイレですが、ワタクシは使っていないので中の様子は分かりません。
簡易トイレ前に築山?とトンネルがありましたが、ここに以前遊具があったようです。(老朽化か何かで現在は撤去されています)
ツリーハウス
ホウリーウッズと言えば、的によく見るツリーハウス。
キャンプ場の入口にあります。
めちゃくちゃかわいいくて、タープもゆったり張れそうなスペースがあってよさそうですが・・キャンプ場入口外、道路の目の前なので、ツリーハウスからの眺めがよくないですね。現在道路工事中ですが、工事が完了したら広い道路で交通量増えちゃうのかな?
ログキャビン
ログキャビンはテントサイトから離れて独立した場所にあります。
利用してる方がいらっしゃるので写真は撮れませんでしたが、キレイなかんじのキャビンでした。特に屋根付き囲炉裏が併設されているキャビンは、立派でオシャレなかんじでした。
オートサイト
オートサイトは遊び場のすぐ隣とメイン炊事場の隣の2箇所のようですが、数は少な目。
オートの場合は区画内に車乗り入れ可で、電源が使用出来るようです。大きさは車スペース込みで10m×10mといったかんじかな。
芝のフラットな場所でサイトの区切りはロープだし木陰もないので、プライベート感がビミョーなのと夏は暑そう。
メイン炊事場、メイントイレ、遊び場に近いので利便性は高いのと、桜の木があったので、桜の隣のサイトは春にお花見が出来そう。
林間サイト
林間サイトの写真や雰囲気などは上のマイサイトをご参照下さい。
林間サイトは周囲ぐるっと外周道路があり、林間サイトの真ん中にも道路があります。大きく分けて道路の奥側のサイトは、ソロや男のロマンを求める系のサイトが多かったような雰囲気で、道路から手前側はファミリーが多かった印象です。
奥はトイレが遠かったり利便性が低い=静かで落ち着く、
手前は炊事場、トイレ、遊び場、管理棟に近いので子連れ向き、ということで住み分けて案内しているのでしょうかね。
遊び場
オートサイトの隣にある遊び場。
夏は水が流れてジャブジャブ小川になるようですが、秋なので水はなし。中央が芝になっています。
ここに水が流れてたら楽しそうだなー。
でも、水が流れてなくても子ども達はここに登ったり下りたりして遊んでいました。
鬼ごっこをして楽しんでおりました。
岩で作られている築山なので、小さなお子さんは転んでぶつけると危ないため、保護者が見守りましょう。
カズサの郷 愛彩畑
夕方、キャンプ場を抜け出して、お隣にある道の駅的な「カズサの郷 愛彩畑」へ。十分徒歩で行ける距離・・というか隣にあります。
(公式サイト)
http://www.aisaibatake.com/
オサレなフードコート、カフェ、野菜直売があります。
キャンプ場目の前の道路が工事中。
カズサの郷 愛彩畑・・目の前はイレブンオートキャンプパークです。
イレブンに行った時のブログはこちら
▲ 「プールだ!釣りだ!花火だ!|真夏のイレブンオートキャンプパーク」(施設紹介)
▲ 「こどもお祭り広場やアクティビティ満載|秋のイレブンオートキャンプパーク」
▲ 「梅雨の終わりのイレブンオートキャンプパーク」
ホウリーウッズとイレブンが近いのは知ってたんですが、こんなに近いとは。近いというか、お向かいさんですね。
愛彩畑でお子たちはソフトクリーム、ワタクシはカフェラテでおやつタイム。
夕食は和定食
お子たちは遊び場で鬼ごっこするというので、ワタクシはサイトで夕食の準備です。
どうしてもやってみたかった「キャンプDE茶わん蒸し」。シェラカップで作るつもりだったのですが、一番大きなお鍋でもシェラカップ3個までしか並べられないので、牛乳パックで作ってみました。これなら家族4人分が一度で出来ます。
茶わん蒸しにあう料理は・・茶わん蒸しって和定食についてきたりするよな。刺身定食とか・・天ぷら定食とか・・
ということで、天ぷらです。ラージメスティンで揚げて、ラーメスのフタで油切りします。
メインのエビちゃんは衣がほとんどハゲてしまった~・・。
茶わん蒸しのだし汁(市販のつゆの素使用)の余りを天つゆに使います。すりおろしてあるパックの大根おろしをゼイタクにプリタツに入れます。
ワインはサヴニエールの2009年。フランス、ロワール地方の白ワインで、シュナン・ブランで造られとります。
ちょっとヴォリューミーなかんじだけど割と飲みやすく、じゅくじゅくしてなくて結構天ぷらにも合いました。(テキトーデギュコメ)
エビちゃんの大多数は彼の胃袋に収まりました。。
焚き火タイム
食後、洗い物をしている間に愛弟子1号@男子がちゃっちゃと焚き火を始めていました。
前回に引き続き、アートファイヤーという色が付く粉を入れてカラフルな炎に。
「たき火を見てるとリラックスして、ねちゃうんだよねー」と告白していた通り、やはり今回も愛弟子2号@7歳は焚き火前にて寝落ち。秘密結社ブランケット総帥の得意技です。
コロナ対策でコインシャワーは利用休止。ま、最近1泊ではシャワーやお風呂に入るヒマないので最初から入る気はなかったのでいいんですがね。
~こうして1日目の夜は更けていく~
・・と、寝ているとテントに雨が落ちる音で目が覚めました。まだ真夜中。だんだん強くなって結構降ってきます。
「タープ、雨に弱い張り方しちゃったから水たまってるかなー。でも真っ暗な中テントから出るのイヤだなー。」と思って再び眠りに着きます。。
2日目、朝食
朝起きた時には雨はやんでいました。タープを見てみると、水はたまっていませんでした。うまく傾斜で流れてくれたようです。(場内のサイトを見てみると、傾斜のない張り方してるタープには結構水がたまってました)
結構雨が降ったのに、サイト内には水たまりは出来ていませんでした。ふかふか腐葉土で保水力があるってことなんですかね。
朝食は、白米、根菜の味噌汁、ハムエッグ、ほうれん草のソテー、漬物。
撤収している間、ずっとお子たちは遊び場で他サイトのお子さんたちと鬼ごっこをしてたようですが、チェックアウト時間30分前にサイトに戻って来て、最後の撤収だけ手伝ってくれました。
で、今回もバタバタの撤収・・。本当はレイトチェックアウトしたかったのですが、チェックインの時に「撮影が入っているからレイト不可」と言われました。
まとめ
厳しそうなイメージと、自然派洗剤・不燃シートの準備があってハードル高かったのですが、行ってみたら管理人さんも優しそうで、普通に(?)過ごせました。
「この厳しいルールのキャンプ場にナゼあなたたち来たの?」というような馬鹿騒ぎグルキャンがいましたが、その他はみなさんルールを守ってキャンプを楽しまれているようでした。
トイレや炊事場もキレイでお湯も出ますが、生ゴミと灰以外はゴミ持ち帰りだったりするのも考えると、サイト料はお高め。(オータムシーズン7,000円+アーリー代1,000円で8,000円 *2020年11月現在)
お子たちは遊び場で走り回って遊んでいたのでファミキャンも楽しめますが、自然の林の中で林間を満喫できるので、特にソロや男のロマン求める系の方にぴったりそうだと思いました。