牛肉よりジンギスカンと|サヴォワ・アルバン・モンドゥーズ・テール・ブリュンヌ
2016/10/18
最近、休日の夕食はホットプレートで鉄板焼きにする率高し。そんな今日も鉄板焼き。安いラム肉のジンギスカンと、第二部が焼きそばです。
ワタクシ、アルコール解禁にはなったものの、幼子とバタバタとした生活をしているので中々ワインを飲めず。そんなワケで、愛弟子1号を妊娠する前から所有していたワインは、セラーに入ったままのお蔵入り状態が続いています。
無駄に熟成してしまったボルドーなんぞは、うっかり家庭料理に合わせるワケにいかず、まだまだお蔵入りのまま。ブルブルブルちゃんのプルミエクリュ様クラスの白ワインなんかも、長い禁酒生活の間に熟成が進んでしまって、うっかり気軽に飲めない状況・・。
えー、焼きそばに合わせても惜しくないワインなんて、ないじゃーん!と思っていたら、ありました。
サヴォワ・アルバン・モンドゥーズ・テール・ブリュンヌ 2014 アンドレ・エ・ミッシェル・ケナール
Savoie Arbin Mondeuse Terres Brunes Andre et Michel Quenard
ドメーヌ公式サイト(フランス語)
http://www.am-quenard.fr/
ヴァン・ド・サヴォワというと白をイメージすると思いますが、このアルバンというコミューンはモンドゥーズによる赤のみのクリュです。
サヴォワは2009年の夏に旅行で訪れたので、思い入れのある産地の一つ。ヴァン・ド・サヴォワの後にコミューン名を付けられるクリュを全制覇したい、というまことにマニアックな目標を立てたりしておりました。
で、ワインの味はというと・・香りはスパイシーさや力強さを感じ、口に含むと「あら?」と肩透かしをくらうところがいい意味で(え?)サヴォワ。香りのイメージよりも酸が割とあり、後味軽め。
安いラム肉のジンギスカンに合わせると・・あら、まぁ、合うじゃない!
安いラム肉なので、ラムのクセが強くなく「少しスパイシーだけど、酸が意外とあって、後味軽め」なこのワインと合います!おっと、そういえば牛肉も少しあったな、どれどれ焼いてみよう・・と・・あら、牛肉にはあんまり合わないかも・・。テキトーに合わせた割に、ジンギスカンとマリアージュしておりました。さすがワタクシ(←自画自賛)。
うーん、それにしても、せっかくアルコール解禁したんだから、ブルゴーニュ飲みたいなぁ・・。